今朝の所長の一言　231127　所得税の定額減税、低所得世帯の支援を優先｜冨田謙二税理士事務所│姫路市の税理士会社設立、税務相談

土曜の日経より

１　政府が物価高対策として所得税・住民税のの減税方針を打ち出し

２　政府の定額減税・給付案の概要

　　　（定額減税）　　　　　　　　　（給付）

　①　納税者と扶養家族　　　　　　住民税非課税世帯

　②　１人所得税３万、住民税１万　１世帯7万

　③　2024.6頃　　　　　　　　　　2023年内にも

３　定額減税と定率減税

　①　定額減税

　　・減税額は一律

　　・低所得者支援の意味合いにも

　　・事務処理が煩雑になりやすい

　②　定率減税

　　・減税額は納税額に比例

　　・高所得者の恩恵に大きく

　　・事務処理の負担は比較的小さい

４　減税例

　納税者と配偶者、子ども１人の世帯なら合計12万円の手取りが増える

５　財政

　今回の減税とあわせた予算規模は約5兆円。

　2022年度の国の税収は70兆円。歳出は近年は100兆円を大きく超えるなど高い水準

０　増税よりも減税が、徴収よりも給付が嬉しい。そりゃ嬉しい。いつものことながら長期的な視点で見ていただきたいです。

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今朝の所長の一言　231127　所得税の定額減税、低所得世帯の支援を優先