土曜の日経より
1 二世帯住宅
親子が協力して家を購入すると、単純で買う場合に比べて資金面で余裕ができやすい
2 二世帯住宅の資金負担
ほぼ子世帯・・・21.7%
親世帯が多め、半分ずつくらい、子世帯が多め・・・45.2%
3 親子で資金を出す場合は、親と子どちらも住宅ローンを組む例が多い
4 住宅ローンの選択肢(ペアローンとリレーローン)
(ペアローン)(リレーローン)
・契約本数 親子1本づつ 親子で1本
・借入額の収入基準 それぞれの収入 親子合算
・借入期間 それぞれの年齢 この年齢を基準
・ローンの返済 それぞれ まず親、一定後に子
・住宅ローン控除の利用 それぞれ それぞれ
・団体信用生命保険の加入 それぞれ どちらか1人(注)
(注)住宅金融支援機構の全期間固定型住宅ローン「フラット35」の場合
5 親子で資金を出す際は住宅の登記に注意
二世帯住宅の登記は主に「単独登記」「共有登記」「区分登記」の3つ
(所有形態)(登記の名義)(小規模宅地等の特例)
・単独登記 親か子 親か子 利用できる(注)
・共有登記 親子共同 費用負担に応じて 利用できる(注)
・区分登記 親子個別 親子それぞれ 利用できない
(注)一定の条件あり
6 登記はいずれの方法でも持ち分の比率を実際の資金負担の比率と同じにすること。
例)親が3000万、子が1000万→親の持ち分は3/4、子の持ち分は1/4
7 相続税対策も注意が必要
2世帯住宅に住む子が親の持ち分を相続する場合、単独登記や共有登記では「小規模宅地等の特例」の対象となり、土地の評価額を最大80%減額できる
→地価の高い都市部に自宅を持つ人は区分登記を避けたほうが無難かも
0 年末時期から確定申告にかけて住宅ローンのお話が出てくることが多くなります。毎年のように登記の割合と資金の割合が一致していないような???というケースも出てくるのでご自宅登記の際は司法書士先生や税理士先生などにぜひご相談くださいね(^o^)
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続 確定申告