帝国データバンクより
1 「後継者不在率」動向調査
① 帝国データバンクが2022年11月16日に公表
② 事業承継の実態について分析可能な全国27万社の後継者不在率が57.2%(前年比4.3%減)
④ 5年連続の減少
地域金融機関をはじめ相談窓口が全国に普及
事業承継メニューが全国的に整った
2 年齢別
① すねての年代で後継者不在率は減少
② 50代 65.7%(4.5%減少)
60代 42.6%(4.8%減少)
70代 33.1%
80代 26.7%
3 70代の33.1%、80代の26.7%が以前として後継者がいないまたは未定
4 後継者が有りから新たに後継者不在となった企業も1600社あるなどコロナ禍の事業承継は二極化
5 エリア別
① 41都道府県で改善
② 後継者不在率が一番低かった三重県は2年連続。
③ 一番高かったのは島根県で75.1%で続いて鳥取県が71.5%と山陰2県が高い結果に。
6 経営者の就任経緯
① 同族承継・・・34.0% 前年比△4.7%
② 内部昇格(血縁関係によらない)・・・33.9%
③ M&Aほか・・・20.3%
④ 過去5年
同族承継・・・減少傾向
内部昇格・・・横ばい
M&A・・・増加傾向
⑤ 後継者候補属性
子供・・・これまでは最上位
非同族・・・初めて首位
0 なかなか進まないと考えていた事業承継ですが、国・金融機関・M&A業者それぞれの取組によって改善していっているようですね。
これからも事業承継問題がなくなるわけではないので、日々情報収集力がものをいうのかと思います。
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続 確定申告