今朝の日経より
1 想定される制度改正の主な論点
① 基礎年金の保険料拠出期間延長
納付年数を現状の40年から45年へと延長し、その分給付を厚くする
早期終了に合わせて厚生年金などで穴埋めし、基礎年金の目減りに歯止め
③ 厚生年金の適用拡大
加入対象となる労働者を広げ、給付底上げや年金財政の安定化につなげる
2 タイムスケジュール
① 24年
将来の年金水準の見直しを計算する5年に1度の「財政検証」
② 24年末
結論をだす
3 2000年以降の主な年金制度改正
① 2000年
厚生年金の支給開始年齢引き上げ
② 2004年
100年安心プラン
マクロ経済スライド導入、保険料率の上限固定と段階引き上げ、基礎年金の国庫負担割合の引き上げ法定化
③ 2012年
社会保障と税の一体改革
消費税収による基礎年金国庫負担割合2分の1恒久化、年金の受給資格期間を25年から10年に短縮、厚生年金の適用拡大
④ 2016年
マクロ経済スライドのみ調整部分の繰越制度導入
⑤ 2020年
厚生年金の適用拡大、受給開始時期の選択幅を70歳から75歳に延長
4 2021年の出生数は81万人。国立社会保障・人口問題研究所の推計(中位シナリオ)より6年早く少子化が進んでいる。
40年には団塊ジュニア世代が65歳以上となり高齢者がピークの4000万人に近づく2040年問題が控える。
5 現役世代は2015年の約7700万人から2040年に約6000万人まで減る予測
0 2040年に現役世代が6000万人で65歳以上が4000万人。。。
数字は嘘をつかない。です。