今朝の所長の一言 221004 培養肉、本物にうまさ肉薄

今朝の日経より
1 代替肉を作る主な技術
 ① 細胞培養
  家畜の幹細胞を使い、肉を編成する筋肉、脂肪、血管の細胞を体外培養によって人工的に繁殖させる
 ② 発酵
  栄養を与えて急速に増殖させたきのこなどの菌類を利用したり、菌類に特定の遺伝子を注入してタンパク質を作らせたりする
 ③ AI
  代替肉の風味や食感などを本物の肉に近づけるため、成分分析や調合などにAIを活用する
2 イート・ジャスト(米国)
 ・鳥の細胞から焼き鳥用の肉などを製造
 ・世界で初めて培養肉を商業販売
 ・シンガポールに工場着工。米国でも生産
 ・生産にかかる期間は4-6週間と食用鶏の8割程度
 ・無菌の環境で培養するため、通常の鶏肉に比べ大腸菌などの微生物の量が極めて少ない
3 アレフ・ファームズ(イスラエル)
 ・2019年、宇宙で肉の培養実験に成功
 ・レオナルド・ディカプリオ氏が出資。三菱商事と提携
 ・23年にもシンガポールやイスラエルで販売へ
 ・3-4週間で塊肉となり、本物のステーキのような食感を実現
4 ミーティ・フーズ(米国)
 ・きのこの菌糸体から塊肉を製造
 ・米国の一部のスーパー・飲食店で販売
 ・7月に外食大手などから1.5億ドルを調達
 ・従来の畜産の15未満の水と土地で最短18時間で収穫できる
5 リミルク(イスラエル)
 ・精密発酵で牛乳と同じ成分の飲料を製造
 ・24年、デンマークに年間で牛5万頭分がつくれる拠点
 ・アジアにも生産拠点を解説へ
 ・必要な土地は従来の酪農の1%
 ・温暖化ガスは従来の3%しか排出しない
6 ダイバーズファーム(日本)
 ・ミシュラン一つ星の料理店の料理長が経営に参画
 ・肉を寄せ集めたナゲットでなく塊の鶏肉を製造
 ・人口臓器の作製技術を転用
7 ノットコ(チリ)
 ・AIが調合した植物素材でミルクを製造
 ・アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏が出資
 ・米国やブラジルなどにも進出
0 培養肉という人口大増加自体に食の心配を払拭する救世主のような事業がもうここまで進んでいるとは。。。
 カップラーメンの謎肉をイメージしてしまう私には結構衝撃でした。株を買っとこ(^^)
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続 確定申告

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