今朝の日経より
1 富裕層の海外財産に関する2資料には8兆円の差額がある
① CRS(海外の金融機関が口座残高を届け出)
2021.6月末時点・・・12.6兆円
② 国外財産調書(5000万円超の海外財産を自主申告)
20年末時点・・・4.1兆円
2 CRS情報の特徴
① 非上場の法人口座や5000万円以下の個人口座の残高も含む
② 米国の情報が含まれない
→少なくとも数兆円規模の隠し財産がありそうとは言える
3 国税当局は富裕層や海外取引、相続が絡む税務調査に力を入れ、国税局に特別チームを置く。
① 20事務年度(20年7月-21年6月)は487億円の申告漏れを指摘
② 海外投資などをする富裕層の申告漏れ額は1件あたり平均約2900万円で全体平均の1480万円の約2倍
4 個人の金融資産は約2000兆円
0 超富裕層にかぎらず、色々な情報が入手でき、海外への抵抗感も薄くなる最近では海外に資産防衛する人が増えてきている感じがします。
華やかな反面、半数以上の人が海外移住から帰ってきているというのも事実。やはり日本へエエ国なんですよね。
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続 確定申告