今朝の日経より
1 日本生命保険は企業から預かる年金保険の予定利率を2023年4月に年1.25%から0.50%へ引き下げる。
2 日本生命の契約企業は約5200社で、運用額は5.6兆円に及ぶ
3 利率の引き下げは21年ぶり
4 予定利率とは
生命保険会社などが個人や企業に対して約束する利回り。
5 日本の年金制度は3階建て
① 1階部分は20-59歳が加入する国民年金
② 2階部分は加入した期間や給与に応じて上乗せ給付される厚生年金
③ 3階部分は任意で設けられる企業年金で、将来の支払額を保証する「確定給付型」と運用実績で受取額が変わる「確定拠出型」に分かれる。
今回の見直し対象は前者の確定給付型
6 生保が予定利率を下げると期待リターンも低くなるため給付水準を保とうと掛金を引き上げたり、資産構成見直しでリスク資産を増やしたりするなど対応に追われる。
0 世界ではインフレに頭を悩ませる中、1.25%の運用利率すらも保証できない日本経済。
1.25%すらも低利率であることを理解できるように金融リテラシーをあげていけるように日々勉強だなと思います(^^)
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続 確定申告