今朝の日経より
1 国税庁は6月までの1年間(2020事務年度)を実施した所得税などの調査結果を発表した。
① 税務調査の状況(取引の種類、調査に占める割合、1件あたり申告漏れ額)
・ネットトレード(暗号資産など)、40%、2456万円
・ネット通販・ネットオークション、19%、1166万円
・シェアリングビジネス(クラウドソーシング、フリマアプリなど)、18%、1208万円
・ネット広告、5%、2253万円
・デジタルコンテンツ(アプリ配信など)、3%、1572万円
・その他、14%、1966万円
2 簡易形式の調査が増加傾向
① 対面型の実地調査(従来)が2万3804件と前事務年度の約4割の水準
② 書類の提出を依頼するなどの簡易形式の調査は47万8494件と29%増加し、件数全体は16%増の50万2298件
3 所得税1件あたりの追徴税額は過去最高
高額な不正が見込まれる事案を優先調査したことで、実地調査1件あたりの申告漏れ額は前事務年度比33%増の1257万。
追徴税額は同35%増の224万円
0 最近の傾向として、納税者がネットなどで安易な節税(脱税?)をあたかも正当な対策のように受け止め、税務調査維持に痛い目に遭うケースが多いように見受けられます。
カタカナがつく業種のかたは情報収集が得意なことが裏面にでているようですね。
ネットで情報収集しながらリアルな専門家へも相談されたほうがよいかと思います(^^)
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続 確定申告