21C・TFフォーラムより
1 ウッドショック
今年3月頃から、住宅の柱や梁、土台などに使う木材の受給が逼迫して木材の不足により価格が高騰し、大きな混乱が生じていること
2 日本でも輸入価格が上昇し、住宅建設への影響が懸念
3 輸入価格の動向(日本銀行の企業物価指数(輸入価格指数))
木材・木製品・林産物全体の輸入価格は、本年9月に前年末比で69%上昇。
合板と集成材は前年末比でそれぞれ49%、149%の大幅上昇
製材の輸入価格は前年末比2.37倍
4 製材の輸入価格の動き
米国からの輸入価格が本年9月に前年末比2.75倍
欧州からの輸入価格も9月は前月比40%
5 国内市場
丸太の輸入価格は前年末比23%の上昇、国内価格は35%の上昇
特にひのき材の丸太に対する需要が高く、9月には前年末比76%の大幅な価格上昇
木材・木製品の国内価格(企業間の取引価格)は、9月時点で前年末比で47%上昇。
6 全体として足元の丸太を除き、輸入価格も国内価格も引き続き上昇基調。
日本国内は当面ウッドショックといわれる状況が継続する可能性が高い。
0 様々なところで影響が出ているウッドショック。
当面、建築関係の方はコスト増加。建築を検討されている個人や法人にとっても悩ましい問題ですね。
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続 確定申告