今朝の日経より
1 厚生労働省は雇用保険の保険料率を引き上げる検討に入る。
2 雇用保険には2つの事業
・失業者など向けの事業(失業給付など)
保険料収入(労使折半)+国庫負担 年0.4兆円
・雇用安定と能力開発(雇用調整助成金、人材開発支援助成金など)
保険料収入(会社負担) 年0.6兆円
3 保険料率
① 16年度以降、下げてきていた。
企業が負担する雇用安定、能力開発の料率は現在は賃金総額の0.3%。本来の0.35%を目安に上げる。
② 失業者向け事業の料率は労使折半で本来1.2%だが現在は0.6%
0.1%の引き上げで年2千億円増加
4 コロナの影響を受けて雇調金の給付が急増
2020.3以降の支給決定額は4兆円超に
0 21年度の話でこれは22年度以降も影響があるため、引き上げはすくなくとも2年連続にはなるのでしょうね。
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続 確定申告