今朝の日経より
1 コロナ禍で住宅ローンの返済に行き詰まる人が増えている
2 埼玉県に住む男性(38歳)
① 2018.2 一軒家を購入
② 奥さんと小学生以下の娘が3人
③ 借入額 3350万円
④ 月10万円、35年ローン
⑤ 仕事は美容品卸の営業職で収入は安定
⑥ 19年には長男も生まれる
⑦ コロナにより生活が一変。取引先である美容院の休業などで営業成績が下がり、収入も激減。
⑧ 転職して倉庫管理会社を2社掛け持ちするも20.7からローンが返せなくなる。年14.5%の遅延損害金も発生
⑨ 20.10 離婚
⑩ 半年間の滞納の末に住宅ローンの一括返済を求める催告書が届く
⑪ 家を売ってローン返済に充てる任意売却を決断
3 任意売却
① ローンが払えない場合に金融機関の合意を得て自宅を売却する仕組み。
② 金融機関が裁判所に物件の差し押さえを申し立てて競売だと一般的に市場価格よりかなり低い価格で売却され、多額のローンが残る
③ 任意売却なら売却までに時間的な余裕ができ、競売と違って情報が公開されることもない
4 弱みにつけ込む悪質な不動産業者も
① 残ローンを払わなくていいといった誤った情報や打ち合わせ代金を請求されたり、相場より数百万円低い査定額を提示されたケース
② 複数の業者を比べるなど慎重に選択することが大事
0 シーズン的にボーナスがコロナ禍により激減(あるいはゼロ)すると住宅ローンの返済計画を変更せざるえない方が増えてきます。
ある意味、運・不運みたいなところはありますが、その際に焦らないように軽くてもいいのでイメージトレーニングしてみてはいかがでしょうか(したくないと思いますが・・・)
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続 確定申告