21C・TFフォーラムより
1 令和元年事務年度の所得税及び消費税調査等(国税庁発表)より
2 所得税調査
① 43.1万件(前年度比△29.4%)
② うち26.3万件から7885億円(同△12.8%)の申告漏れ所得
③ 追徴税額は1132億円(同△5.3%)
3 特別調査・一般調査(高額・悪質な不正計算が見込まれるものを対象に行う深度ある調査)
① 4.3万件(同△27.2%)
② うち3.8万件から5068億円(同△3.2%)の申告漏れ所得
③ 追徴税額は947億円(同+4.9%)
④ 件数では全体の9.9%に過ぎないが、申告漏れ所得金額は全体の64.3%を占めた
⑤ 調査1件あたりの申告漏れは1190万円と、全体平均の183万円を大きく上回る
4 近年の所得税調査の特徴
① 高額・悪質と見られるものを優先して深度ある調査(特別調査・一般調査)を重点的・集中的に行う
② 実地調査までに至らないものは電話や来署依頼による「簡易な接触」で済ます調査方針
5 業種別1件あたりの申告漏れ所得金額が高額な業種
風俗業・・・3373万円
経営コンサルタント・・・3321万円
キャバクラ・・・2873万円
0 下調べをしっかりして、証拠を掴んでから大きいところに入る。ということですね。
通常の税務調査も無くなるわけではないので、普段から適正な申告・納税を心がけましょうね(^^)
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続