今朝の日経より
1 診療所により大きな影響(4月、前年同月比)
(診療報酬) (患者数)
病院 △9.6% △20.2%
診療所(全体) △21.7% △24.2%
内科 △18.3% △21.6%
小児科 △39.4% △38.3%
外科 △19.4% △21.6%
整形外科 △18.6% △21.0%
皮膚科 △12.8% △11.0
眼科 △26.1% △35.1%
耳鼻咽喉科 △44.4% △41.2%
2 赤字病院の割合は45%から67%に
3 全国124の病院のうち77病院で患者数が元に戻っていない(メディカル・データ・ビジョンの調査による)
4 オンライン診療
① オンラインによる保険診療に対応する医療機関は7/1時点で1万6千ヶ所と全体の10%強まで広がった。
② 「商圏」は都心で500メートル、地方で2キロメートルとされているが、オンラインにより病院までの距離ではなく、サービスの質を求めて全国に約10万ヶ所ある診療所に再編・淘汰が始まる可能性も。
0 まずはコロナの影響。診療報酬と患者数の減少はもともと重要性・緊急性の低いクライアント(患者数)の潜在数でもあったわけで、小児科・眼科・耳鼻咽喉科はその比率が高かったとも(小児科は子どもをコロナのリスクにさらしたくない気持ちが勝ったのかもしてないですが)
次に、オンライン(ネット)。医療業界にも押し寄せて来ていますね。ネットで同じような診療が受けられるのであれば最先端や大手に頼みたくなる人も増えそうです(なにせ命に関わることでもあるので)
地方の個人医院や小規模診療所が生き残るためにが、技術や設備では勝てないので、オンラインと逆走し、地域密着を徹底するほうがよいのかなと。
ここ数十年の小規模・中小企業の戦略を病院経営の先生方も頭を悩ます時代になってきたのでしょうね。
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続