今朝の所長の一言 200409 (コロナ関連)雇用の助成金、支給まで2ヶ月。手続き簡素化が課題

今朝の日経より
1 支給までの流れ
 ① 事業の縮小
 ② 休業計画について労使間で協定
 ③ 休業(4月)
 ④ 計画届・4月分の支給申請(5月)
 ⑤ 申請から約2ヶ月を目安に支給(7月)→1ヶ月に短縮目指す(6月)
 (注)4月に休業の場合を想定
2 申請には様々な書類が必要
 ① 休業等実施計画書
 ② 事業活動の状況に関する届出書
 ③ 労使協定書
 ④ 労働者代表確認書類
 ⑤ 売上高などのわかる書類
 ⑥ 所定労働日や時間、賃金制度のわかる書類など
3 支給までこぎ着けられない(社労士より)
 「雇用保険の条件を取り去ったことで従来より規模の小さな企業からの相談も増えた。」と話す。
 そうした企業は申請に必要な帳簿が十分そろっていないことも多い。
4 受給までのタイムラグ
 ① 4月に休業した場合、支給の申請は5月
 ② 従来は申請から受給までにかかる時間の目安は2ヶ月間。企業がお金を受け取れるのは7月。
 ③ 「支給までの時間を含め手続きも簡素化する。」と加藤厚労相。支給までの期間を1ヶ月に短縮できると見込む。
0 東京のタクシー会社のロイヤルリムジンが約600人いる乗務員全員を解雇する方針というニュースもありました。
 「休業手当を払うより、解雇して雇用保険の失業手当を受けたほうが、乗務員にとって不利にならないと判断した。」からだそうですが、乗務員さんの希望かどうかはわかりません。しかし、一つの選択肢としては覚えといたほうがいいですね。

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