21C・FTフォーラムより
1 社会保険の適用範囲
① 現在
従業員数501人以上の企業が対象
② R4.10から
従業員数101人以上500人の企業が対象
③ R6.10から
従業員数51人以上100人の企業が対象
2 従業員数
フルタイムの従業者数+週労働時間がフルタイムの3/4以上の従業者数
3 新たな加入対象者
① パート・アルバイトのうち
② 週の所定労働時間が20時間以上
③ 月額賃金が8.8万円以上
④ 2ヶ月以上の雇用の見込みがある
⑤ 学生ではない
の「全てを満たす者」
4 社会保険加入のメリット
① 年金が1階(基礎年金部分)に加えて2階(報酬比例部分)が上乗せされ一生受け取れる
② 老後・障害・死亡の3つの保障が充実
③ 医療保険は疾病手当金を病休期間中、給与の2/3相当を支給、出産手当金を産休期間中、給与の2/3相当を支給
0 経営者側にとって最大の関心は「負担の増加」でしょうね。税理士事務所とお客様との会話でも税金を安くする効果より社保負担のほうが重いわけですからこちらのほうが関心が高いですね。
R6の51人以上が打ち止めではなく、その後は30人や10人、いつかは全員加入となってくる気がしますので、今のうちから社保加入シミュレーションを社会保険労務士の先生としっかり打ち合わせされる必要があります。
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続