今朝の日経より
1 イギリスがおよそ半世紀ぶりに法人税率を引き上げる。
現行税率の19%を23年4月に25%とする方針
2 アメリカのバイデン政権も法人税を引き上げる方針を示している。
3 長年続いてきた世界的な法人税率の引き下げ競争の流れが変わる可能性
4 イギリスの増税内容
① 増税対象は大企業
年間利益が25万ポンド(約3700万円)以上の企業の税率が25%に上がる
② 利益が5万ポンド以下
19%の現行税率を据え置く
③ ①②以外の企業
19%超から25%未満の税率を課す
5 イギリス財政
① 休業を余儀なくされる従業員への所得補償を9月末まで続け
② 事業を再開する企業には一時金を配る
③ 20-21年度の2年間でコロナ関連の財政支出は4070億ポンド(約60兆円)
④ 結果、イギリス政府の純債務は20年度に国内総生産(GDP)比で100%を超える。
⑤ 足元の世界的な長期金利の上昇も一因。
0 今回の記事はそのまま日本にもあてはまる可能性が高いということです。
・世界的な金利の上昇
・国が抱える債務の増加スピードがコロナにより加速
・結果、企業・国民に負担
この流れを止めることはできないため、我々にできることは
・利益を出す
・稼いだ利益を上手に運用する
の2点ですね。
世の中の税制も要注目です。
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続