国税庁HPより
1 令和2年4月30日に施行された「納税の猶予制度の特例(特例猶予)」についてとりまとめ資料を発表
2 適用状況
R2.4-R3.1 件数 299,500件 税額 1.386兆円
3 参考(H30事務年度における猶予制度の適用状況(既存制度のうち申請によるもの)
件数 41,871件 税額694億円
4 税目別の適用税額(%は全体に占める割合)
① 全税目 1.386兆円
② 所得税 7.7% 0.107兆円
③ うち源泉所得税 5.5% 0.076兆円
④ うち申告所得税 2.2% 0.031兆円
⑤ 法人税 30.3% 0.42兆円
⑥ 消費税及び地方消費税 58.6% 0.812兆円
⑦ その他税目 3.3% 0.046兆円
5 税目別の適用件数(%は全体に占める割合)
① 全税目 422,674件
② 所得税 31.0% 130,925件
③ うち源泉所得税 17.2% 72,726件
④ うち申告所得税 13.8% 58,199件
⑤ 法人税 6.4% 27,028件
⑥ 消費税及び地方消費税 56.8% 240,258件
⑦ その他税目 5.8% 24,463件
0 猶予の税額(税目別)を見るとやはり消費税の申請がずば抜けていますね。
一旦もらった(本当は預かっているだけなのですが)ものを1年の最後(途中半年や四半期もあるのはありますが)に支払うことの難しさ。。。
しかも消費税率10%に上がったタイミングでのコロナですから致し方ない感じも。
今後の消費税の動向(10%以上となるかどうか)は日本の景気に大きく左右されるので今回のデータは要注目ですね。
by 冨田謙二税理士事務所 姫路 税理士 tomitax とみたっくす コロナに負けるな covid-19 節税 会社設立 相続