プレジデントオンラインより
1 為替
① ドル円の年間レンジが、19年が約8円、18年が約10年、16年が約23円→ここ数年、ドル円の値幅が非常に狭くなっている。
② 20年についても105円前後の円高傾向
③ 毎年1-2月頃に日本企業が円を買う時期で円高に動く→このときに105円をきるかどうか
2 日経平均株価
① 日本株は日銀の買い支えによって株高が維持
② 19年の日経平均株価の時価総額は約390兆円。日銀が毎年約6兆円を買い増し、現在約31兆円を間接的に保有
→7-8%を日銀が保有している状態
③ 景況感と比較すると割高
④ 20年も日銀の買い支えにより大きな下げはない
→されでも下がるかはアメリカの景気次第
3 景気の切り替え時期はヒントがある(08年のリーマンショックのときも)
→その前年に住宅価格が2-3倍になるという非常に危険な兆候
4 新設住宅着工戸数
① 建築が増えると住関連商品や家電などの消費も増えるため、関連する企業の景気に大きく影響
② リーマンショックのときも
04年は約119万戸、05年は約124万戸、06年は約129万戸と推移→07年に約106万戸と大きく減少
③ 新設住宅着工戸数は、人口の1%に当たる120万戸以上が景気の良い状態とされる。リーマンショック以降は100万戸が一つの目安。
④ 19年の予測は86-91万戸と下降気味。20年は80万戸台、24年以降は70万戸代と予測されている。
5 前の東京五輪は不況の始まりだった
① 景気循環においては、過去と同じ現象が繰り返される
② 1964年の東京五輪は不況の始まり
③ 五輪以降、土地や建物、鉄をはじめとした原材料価格も下がっていくでしょう。人材も買い手市場に。
6 30年後を予測する目を養うには
① 成功の秘訣は逆張り
② 景気動向に着目し、その原因と結果を分析する習慣を身につける必要がある
③ 少なくとも10年先の計画を立て、そこから逆算して現時点でどんな手を打つべきか。どんな投資が必要なのか。それを意識することが重要。
0 株価予想、投資についてのお言葉ですが、会社経営の考え方にもピッタリはまる良いお言葉ですね。ぜひ過去の歴史や経験を学習し、計画を立て、検証を重ね軌道修正し続ける習慣を持ちたいです(^^)