今朝の日経より
1 「人生100年時代、変革する金融サービス」シンポジウムの2回目。信託銀行や生命保険会社の幹部らが登壇。
2 内閣府の田中金融担当副大臣
郵貯金に偏ってきた日本の家計について「資産形成が順調だとは言い難い状況だ」
高齢者のニーズに答えられる金融サービスの提供を求めた
3 金融庁の三井企画市場局長
「自らのライフプランや収支を「見える化」することが必要だ」と呼びかけ。
定年まで退職金の額を把握しない会社員が多い。
「早期に退職金がいくらあるか会社も従業員も把握した上でのマネープランが大事だ」
3 不動産を巡るパネル討論
60歳代の保有資産の約6割が住居・宅地
住宅を担保に生活資金を借りるリバースモーゲージやリフォームなど「出口戦略を考えて住宅を買うことが重要」
4 住宅金融支援機構の浪波経営企画部長
「セカンドライフ期間は長くなっている。老朽化による維持費用に気を使う必要がある」
5 三菱UFJ信託銀行
首都圏の老人ホーム不足に触れ「(金融機関)は異業種の知見を集めたコンサルティングなども役割だ」と
6 国立長寿医療研究センター
認知症患者が2025年には700-800万人に達するとの予想もあるなかで有効な治療が確立されていないと問題提起。
7 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命
「万一への備えが保険会社の基本だったが、これからは万一をできるだけ遅らせ、健康を応援する機能を提供することが新しい価値になる」と。
0 最後の〇〇を提供することが新しい価値になるという言葉が刺さりました。これまでの当たり前(終身雇用やお墓や実家をいつまでも保有、寿命は70-80くらいなどなど)が当たりまえではなく、「新当たり前」が形成されようとしている気がします。今後の当たり前はすぐに変化してしまうのでしょうから、いつものごとく、世の中の流れ(波)にどれだけ合わせられるかなのでしょうね(^^)