今朝の日経より
1 厚生労働省
① 厚生年金に入るパートなど短時間労働者の対象拡大を巡り、負担増となる企業側との攻防
② 現状は企業規模の基準を「従業員501人以上」
③ 対象を「51人以上」案など複数を候補に
2 中小企業まで広げた場合の対象人数
(企業規模) (対象人数)
① 501人以上(現状) 40万人
② 51人以上 100万人(+60万人)
③ 撤廃 165万人(+125万人)
3 現状の短時間労働者の加入要件
① 従業員501人以上の企業
② 週20時間以上働き
③ 賃金が8.8万円以上
④ 雇用期間1年以上
⑤ 学生ではない
といった要件を満たす短時間労働者は厚生年金に強制加入
4 懸念
① 自民党が5日に開いた会合で、旅館やホテルなどの全国生活衛生協同組合中央会や全国スーパーマーケット協会が経営に配慮するよう求めた
② 日本商工会議所
短時間労働者1人あたり、年24万円の事業主負担が発生すると。厚生年金に入らないよう労働時間を減らす人が出れば人手不足を加速させる恐れもある。
0 経営者の皆様(特に中小企業や個人事業主)の方々はこの短時間労働者の厚生年金問題は気になってしょうがないと思います。いきなり少人数まで適用とはならなさそうですが、徐々にそのハードルは下がってくることは間違いなさそうですので、今の段階から全員加入に耐えうるような対策を意識しておきたいところですね(^^)