今朝の日経より
1 中小事業者の準備(商工会議所6月調査)
① 売上高5千万円以下の事業者の4割強が軽減税率への対応に未着手
② カシオ計算機の4-8月のレジ販売が前年同月比で2倍以上。
2 本丸はインボイス
① 政府は2023年から売上高1千万円超の事業者を対象に、あらゆる商取引ごとの税額を示す「インボイス」の導入を義務付ける。
② 今までは売上高に占める軽減税率品目の比率を定めて税額をはじく「みなし方式」なども認められる
3 レジすら・・・
軽減税率に対応したレジを導入する補助金を政府に申請した事業者は11万件あまりと当初想定の3分の1しかいない。
4 益税
① 売上高1千万円以下の事業者は納税そのものが免除
② 1千万円を超えても5千万円以下なら今も「みなし方式」で納税
③ 益税と呼ばれるものは約5千億円
0 会計・税務で気になる点は大きく2つ
① 8%と10%の複数税率による事務作業の増加
② 2023年からのインボイス制度に伴う免税事業者問題
結局、誰が得をするのか。。。文句を言ってもしょうがないので、この枠組のなかで上手く立ち回っていく方法を知恵を絞るしかないようです。