今朝の日経より
1 ㈱サラダコスモのもやしは通常の価格の2倍以上の80円で売れ、ここ3年で年間の売上高が2倍に。
2 特徴
① 通常のもやしは緑豆を原料とするが、同社の原料は大豆。
② 大豆に多く含まれるイソフラボンが骨に効果があり、農水省から2015年に「野菜として初めて」機能性表示の認定を受けた。
③ もともとサラダコスモのもやしは無漂白、無添加の野菜として評判
④ パッケージに「大豆イソフラボン」とネーミングすると顧客の反応が変わった。
⑤ 血圧を下げる効果があるとされるアミノ酸の一種、GABAも含まれているという情報も。
3 もやしが売れたのか?
① もやしとして売れたわけではなく、イソフラボン入りという情報が備わった「健康食品」として売れた。
② 同社のもやしは、レンジでチンして食べられる「利便性」も。
③ 健康や時短を求める顧客の問題を解決する価値
0 もやしといえばスーパーの特売の主役ですが、そのようなアイテムが顧客のニーズを掴むと倍以上の値段でも売れる。それはもやしに限ったことではないですね。
選ばれる理由を備えれば価格競争から脱却できる。
朝から大きな気付きをいただいた記事でした(^^)