今朝の日経より。
1 日銀はデフレに対応するため、1999年にゼロ金利政策を導入し、2016年にはマイナス金利政策に踏み切ったが、物価は上がらない。
経済の体温計とされた長期金利もゼロ%程度に迎えこみ、家計、企業、政府の間にゆがみをもたらしている。
2 金利消失615億円
住宅ローン金利の低下などの恩恵は460億円。損失は預金金利の消失で615億円。
3 マイナス金利政策の勝者は政府と企業。敗者は家計と金融機関。
企業は借入金金利の低下に伴い、差引で4455億円の利益を手にした。
4 家計の中でも「勝者」と「敗者」
勝者とは、株や不動産の資産を持つ人々。
敗者とは、そもそも資産が少ない層。住宅ローンの恩恵がなく、預金が生活の中心となる高齢者や若者は損しやすい。
5 日本では現金志向と将来不安が強い。
0 平成元年に預けた100万は令和元年には103万くらいにはなっているかな。海外の預金にあずけているだけで130-150万になってたはずなのに。資産運用してたら倍以上かな。もちろん損している可能性もありますが。
家計は敗者にも納得ですが、「預金は敗者」かな(^^)