今朝の日経より
1 国立社会保障・人口問題研究所は、2040年までの世帯数の将来推計を公表。
2 2040年の日本の姿(21年後)
2015年 2040年
① 世帯 5333万→5075万
② 高齢世帯の比率
全国平均 36.0%→44.2%
秋田県 46.0%→57.1%
(全国トップ)
③ 高齢世帯に占める一人暮らしの比率
全国平均 32.6%→40.0%
東京都 40.8%→45.8%
大阪府 39.0%→45.4%
3 75歳以上の世帯の内訳を見ると、40年にはひとり暮らしが512万人と42.1%を占める。
フフのみの世帯29.9%、夫婦と子供が一緒に暮らす世帯10.7%を大幅に上回る。
4 75歳以上になると介護が必要になる人が増える。介護保険制度では要介護(要支援)の認定を受けた人の9割近くは75歳以上。
家族だけで介護に対応するのは困難→特別養護老人ホームや拷問介護の需要が今以上に高まる。
5 企業は世帯数の変化に合わせた事業に力を入れる。
① セコム
スマートフォンで高齢者の体調を見守るサービスを17日から始めた。毎日、指定した時間に画面操作の反応がないければ家族などに伝え、必要に応じてセコムの警備員が駆けつける。
② コンビニ
単身者向けに食品を小分けにして販売する動きが広まる。ファミリーマートでは、小容量の惣菜「お母さん食堂」がシニア層に人気で19年2月期bの売上高は前の期から2割増
6 モデル世帯
① 「夫婦と子供」という3-4人程度の世帯を「モデル世帯」とし、国はモデル世帯を軸として統計や政策を練ってきた
② 80年代には全体の40%
2000年に31.9%
2040年には23.3%までモデル世帯は低下
③ 2015年に2.33人だった平均世帯人員は40年に2.08人まで減る。
0 いつものことながら耳の痛い話でありますが、事実から目をそらさないことは大事です。
2040年に人口の1/4が75歳以上になり、モデル世帯は23.3%まで低下し、世帯平均は約2人になる。
このような家族・人口構成が21年後(冨田66歳)には訪れようとしてます。御自身のライフステージと照らし合わせて色々考えてみてはいかがでしょうか?