今朝の日経より
1 2019年度の年次経済財政報告(経済財政白書)は「若年層への影響はみられない」と強調
2 白書データより
① 日本生産年齢人口(15-64歳)に対する高齢者人口(65歳以上)の割合は43%
② この数値は先進国平均より高い。
③ さらに2040年には64%まで上昇する見込み
④ 人手不足解消には高齢者や外国人の活用は欠かせない。
3 高齢者雇用する影響は?
① 内閣府が30代と40代の正社員に高齢者雇用の増加で自分にどのような影響をもたらしそうか聞くと・・・
② 4割弱が「人手不足の緩和」と肯定的な回答
③ 30代では「賃金の圧迫」が32%、「昇進の遅延」が22%と悪影響を心配
4 白書が上場企業の現状を分析
→高齢者雇用の増加が若年層の賃金や雇用を抑制する関係性はみられなかった。
① 人手不足感が強い
② 高齢者と若年層の仕事があまり重複しない
5 大和総研の山口茜研究員は、
高齢者雇用の拡大は、生産性と必ずしも一致しない年功的な賃金体型など、日本の雇用習慣を見直すきっかけになるはずと指摘。
0 年金問題の初期的な緩和のためにも、先輩たちには少なくても70歳まではバリバリ働いてもらわないと困ります。もちろん我々(40代)は75-80まで働きますんで(^^)