今朝の日経より
1 出生率の実績と推計
① 実績
1989年 1.57
2005年 1.26
2017年 1.43
② 推計(2019年を予測)
1992年 1.80
1997年 1.59
2002年 1.37
2012年 1.35
→年々下方修正を繰り返す。
2 1989年(平成元年) 出生率が戦後最低を記録1.57ショック
2000年 年少人口(14歳以下)が老年人口(65歳以上)を下回る。
2005年 日本の人口、初の自然減。出生率が戦後最低を更新
3 未婚率
① 30代前半の未婚率
1990年 13.9%
2015年 34.6%
② 生涯未婚率(2015年)
男性 23.4%
女性 14.1%
③ 一生結婚するつもりはないと考える独身者(2015年)
男性 12.0%
女性 8.0%
→結婚するつもりはあっても「できない」「しない」のが実情
4 少子化の罠
① フランスや英国、スウェーデンなどは上昇に転じた
② 日本やドイツ、伊太利屋、スペインなどは低迷から抜け出せない
③ 「男は仕事、女は家庭」といった性別役割分担意識が強い国ほど低迷から抜け出せないとも
④ 低出生率が常態化するほど回復には多くのコストと労力が必要になるため、少子化の窮地から抜け出せなくなってしまうとする説も、こうした状況は「少子化の罠」と呼ばれる。
5 2016年の年間出生数79万人のうち、母親が外国人のこどもが18.5万人を占めるなど移民の急増が出生率に寄与。
0 少子化・未婚率の問題は簡単にはいかないですが、結婚して子どもを生むということに不安を抱かない世の中の仕組みづくりが急務なんですよね。地道な努力しかないですね。