今朝の日経より。
1 見直し対象
中小企業の経営者を対象にした生命保険。
実態は節税目的で加入する経営者が多い。
払い込んだ保険料の全額を会社の経費として計上でき、一定期間後に解約すると保険料の大部分が「解約返戻金」として戻ってくる設計。
2 第一生命ホールディングスや大同生命保険など生命保険各社が節税目的での加入が増えている経営者保険を4月から見直す。
3 第一生命(大同生命も同様の修正の準備)
「ネオdeきぎょう」という商品の見直し。
死亡保障額が同じ場合の保険料を4-6割引き下げる。損金処理できる金額も同程度少なくなり、解約時に受け取る返戻金も減る。節税効果を紙した実質ベールの返戻率は低下する。
0 とうとうメスが入ったかという印象ですが、この記事だと全額損金だけが対象なのかか?ハーフタックス(1/2損金)まで調整されるとちと保険業界は厳しいですね。それでも市場が数千億円規模だそうなので影響は大きいですが。
保険による節税も「節税貧乏」に陥りやすいので計画的な加入等をご検討ください。
会社の利益や将来計画が大きく影響しますので、ぜひ顧問の税理士先生にご相談することをおすすめいたします(^^)