昨日の日経より
1 軽減税率による消費税減収分は1兆円。
2 0.7兆円減収対策。
① 0.4兆円→低所得者の医療や介護の負担を軽くする「総合合算制度」の見送り。
② 0.3兆円→たばこ増税と給与所得控除の縮小。
3 0.3兆円対策。
① 0.2兆円→消費税の免税事業者への課税。(売上高が1千万円以下で消費税をのうぜいしていない事業者が納税するように)
② 0.1兆円→社会保障の効率化や給付の見直しで捻出した財源を活用。
0 われわれ中小企業のインパクトとしては、1000万以下で消費税の申告・納付をしなかった「免税事業者」への課税でしょうか。いままで益税と呼ばれていたこの制度にとうとうメスが入る形に。
あわせて給与所得控除枠の縮小も中小企業には影響大ですね。今まで会社の利益を社長や親族含め給料という形で支給することにより各人の給与所得控除を活用できていた効果が少し薄れてしまいます。
税理士が頭を悩ませ、新提案をできるかどうかですね(^^)