今朝の日経より
1 年金の繰り上げ受給
1ヶ月繰り上げるごとに0.5%づつ減額され、減額後の金額が「一生」続く
例)本来65歳から受給開始になる人が繰り上げたら・・・
受給開始年齢 減額率 累計受給額が本来受給と同じになる
60歳 30% 76歳8ヶ月
61歳 24% 77歳8ヶ月
62歳 18% 78歳8ヶ月
63歳 12% 79歳8ヶ月
64歳 6% 80歳8ヶ月
2 繰り上げにはデメリットが
① 繰り上げ後に配偶者が死亡した場合、65歳になるまで遺族年金と併給できない。
② 自営業者などの夫が老齢年金をもらわず亡くなった場合に妻に支給される寡婦年金をもらえない。
③ 繰り上げ後に障害年金の対象となっても、通常は障害基礎年金をもらえない。
④ 国民年金の金額を増やす任意加入や追納ができなくなる。
3 繰り下げにも注意点が・・・
1ヶ月繰り下げるごとに0.7%の増額で5年なら42%増。
どの年齢まで繰り下げても65歳からもらうのに比べて「約12年」で繰り下げ後の受給額が上回る。
しかし、年金額が増えると税金や社会保険料の比率が高まることが多いことに注意。
0 100年時代を生き抜くには現時点では国の助成(年金)の影響が大きく作用するので納得の行く方法を60歳までにある程度考えておく必要がありますよね(^^)