今朝の日経より
1 世界の仮想通貨交換業者が2018年に入り、地中海の島国マルタ共和国に相次いで拠点を移し始めた。
2 理由
① 税率が低い租税回避地
② 国をあげて仮想通貨業者を育成・誘致
→1日あたりの取引量は世界最大
3 大手も続々と
① 世界最大手のバイナンスが18年春
② オーケーイーエックスも移転を発表
③ ビットベイが5月に移転を決めた
4 ICOも積極容認
マルタで18年に可決された仮想通貨関連法は、ICOを積極的に容認し、投資家が誤った情報で被害を受けた場合は発行企業に損害賠償責任を追わせるなどと明確な規定がなされている。
仮想通貨業を専門とする政府機関も発足させる法も可決。
5 国際監視が課題
① 金融庁の登録を受けようと列をなしている仮想通貨交換業者がしびれを切らしてマルタに移り、日本人を対象に無登録で取引サービスを始めるとどうなるか?金融庁の警告を無視しながらサービスを続けても止められる保証はない。
② 世界で1000を超える仮想通貨は国境を超え、取引されている。
0 主要国の思惑とは違い、すでに止められないようになってきている仮想通貨。
仮想通貨=悪いものではないので、革新的な技術を便利に使えるように法整備を含めて進んでいけばいいですね(^^)