21C・TFフォーラムより
1 国税庁は3年連続で社会人経験者を大量採用する。
2 H30年国税庁経験者採用試験(国税調査官級)の採用人数は29年に引き続き220人にのぼる。
3 過去の採用人数
H27年までは最高でも24人。
H28年に185人
H29年に220人
H30年も約220人
4 採用理由
国税庁の年代別職員構成が、40-50歳代前半はほぼすべての年齢で1500人を超え、20歳代後半も1000人を超えているのに対し、30歳代は少数採用期にあたっていたため。
5 受験資格
① H30.4.1現在、大学等を卒業した日又は大学院の課程等を修了した日のうち最も古い日から起算して8年を経過した者。
② 卒業後、正職員・正社員として通算8年以上の職務経験が必要で、財務・経理、資金の貸付や運用、情報処理・データ利活用・電子商取引など情報システムを活用する職務の経験等
6 税理士事務所とそのお客様にとってどう影響?
あくまで私感ですが、一般社会を経験した30歳前後の調査官というのは「ありがたい」存在です。
もともと、税務署の調査官は高卒採用が中心だったため、税務署しか知らない調査官が多く、「THEお役人」という印象が強いですが、社会経験のある調査官は社会の厳しさもわかる存在なので(^^)