今朝の所長の一言 180629 間もなく、中国が3千万人の「余った男たち」で埋め尽くされる。

現代ビジネスより
1 出生者の男女比(女子を100とした場合の男子の出生数
 ① 日本(2016年) 
   男子 50万1880人、女子約47万5098人 男女比 105.6
 ② 中国(過去6回の調査)
   1953年 104.9
   1964年 103.8
   1982年 108.5
   1990年 111.3
   2000年 116.86
   2010年 118.64
 ③ 国連では「102から107の間」を「正常な国家」と位置づけ
2 中国では過去の「一人っ子政策」の影響で農村部を中心に一人っ子なら男の子を生もうという夫婦が激増。
3 2020年には、結婚適齢期とされる20歳から45歳までの人口で見ると、男性の数が女性の数よりも「3000万人」も多い。
4 筆者が予想する近未来の中国での3つの現象
 ① 中国人女性と結婚できない中国人男性が、中国よりもっと貧しい国々の女性を娶るケースが増える。
 ② 男性の同性愛者の増加
   もともと同性愛者の歴史もある。
 ③ 「空巣青年」の孤独
   「空巣青年」とは、親元を離れて大都市でひとり暮らしをしている若者を指し、2017年頃から中国で流行語に。
   空巣青年の間で大ヒットしているスマホゲームが「旅行青蛙」。名古屋のゲームメーカーが開発。
   カエルに旅の支度をさせ、カエルに日本を旅行させる。するとカエルが日本各地を旅した写真を撮ってみやげを持ってくるというもの。
   すでに1000万ダウンロードを超えている。
0 未来の中国年表という本には、
 2020年 適齢期男性3000万人が結婚難民に
 2022年 大卒が年間900万人を超え「大失業時代」到来
 2023年 中間層4億人が国内外で爆消費
 2024年 年間1200万人離婚時代がやってくる
 2049年 建国100周年を祝う5億人の老人
 これらの話題は決して「対岸の火事」なんかではいと思います。その人口を軸にした影響力の大きさはすべての話題について日本を巻き込んでいくことになるのではないでしょうか。
 いつものことですが、大きな変化のあるときは大きなビジネスチャンスが生まれるときでもあります(^^)

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