企業版ふるさと納税は、名前のとおり、企業が自治体に寄付すると税負担が軽減される制度のことです。
正式名称が「地方創生応援税制」といいます。
1 寄附は損金参入(経費になる)
いままでも自治体への寄附は損金参入になるので、「寄付額の3割」相当額の税金が安くなっていました。
2 地方創生応援税制
上記1以外に寄付額の3割の税金が控除されるのであわせて6割相当額が軽減されることに。
3 注意点
① 自社の本社が所在する自治体への寄附や資金に余裕のある自治体への寄附は企業版ふるさと納税の対象外になる。
② 個人のふるさと納税のように見返り的なものは禁止
4 だれがするの?
主に企業アピールのためではないでしょうか。
寄付した金額のうち60%は税金が安くなるので、1000万寄付しても実質負担は400万になります。
400万円で「1000万寄付してますよ!」って言えるわけです。
ご興味の有る方はお近くの税理士さんに相談してくださいね(^^)