今朝の日経より
1 RPAとは
ロボティック・プロセス・オートメーション→パソコンを使う単純作業を自動化するソフトウェア。
RPAは鍵盤を自ら動かし、あらかじめ覚えた曲目を演奏する自動ピアノのようなイメージ。
2 RPAの採用
① 三菱東京UFJ銀行
保険申込内容の照会などに採用。
今月中に100業種、最長6年で2000業務に広げる計画。
② 日本生命
住所変更や保険内容照会など54業務
③ 農林中央金庫
証券会社が提供する500社以上の株式情報を収集・登録など
④ テレビ朝日
主催イベントのチケット販売データを集計する業務
⑤ 住友林業
注文住宅の資料収集の受付や販売データの収集など21業務
⑥ リコー
販売子会社で17年度末までに販売、人事など65業務で導入。415業務に広げる計画
3 人材不足
日本の一般事務職は有効求人倍率が0.41倍と供給過多。
しかし、開発技術者は2.38倍。情報処理・通信技術者は2.6倍。
4 今は人出不足なので機械に仕事を奪われる事態は表面化していない。
しかし、景気が交代して雇用が悪化する局面を迎えれば、求人は付加価値の高い仕事に週中するようになる。
ホワイトカラーの生産性向上、これにつきますね。