低金利で家計に滞留、徴税当局、資金把握に課題。
今朝の日経より。
日米欧でお札や硬貨の流通が増えている。
決済はキャッシュレス化が進むが、貯蓄では逆にキャッシュが目立つ。
徴税当局による資金把握が難しくなる懸念なども浮上している。
2007年に比べて預金が
日本→80兆弱が106兆円超
欧州→100兆円弱が148兆円
米国→100兆円弱が181兆円
各国に共通しているのは低金利。預金だと利息がもらえるので本来は機会損失だが低金利の中ではこのリスクが少ない。
日本の現金流通高は国内総生産(GDP)比では突出している。米欧はGDPの1割程度だが日本は2割を占める。
日本の富裕層が財産所得の把握をされたくないという気持ちが強いことが要因。
たしかに日本人は現金主義の方が多いようですね。どうりで金庫が売れるはずです。しっかりとした金庫で保管しておかないと火事や泥棒のリスクもありますので。。。